そうだ、リメイクしよう(ブログ更新です)

 とある日。小説投稿SNSにて書いていたものの続編を、全くの新作として作っていたとき。

「そうだ、前作も改めよう」

 と、色々課題も残っていた前作を洗い直すことになったのだが。

「よし、リメイクだ」

 と、京都旅行へ行くかのような軽やかさで作業が決定した。

 そのタイトルというのが、

『赤の忠誠』

 というものである。

 『赤の忠誠』とはカクヨムにて掲載した全43話完結済みの、作者曰く伝奇小説。ジャンルは「現代ファンタジー」というとても便利な語彙に助けられて登録されている。(現物はこちらから)

 柴見の書くスタンダードなバトルモノで、レビューは三ついただき、PVは1100ちょいと結構な評価をもらった。読者選考では最大22位まで駆け上るも、結果では99位に終わった、そこだけはちょっと残念な作品であった。

 それ故思い入れがある。珍しく。だからこそこっそり別サイトで続編を書こうかという気になったのだが、別サイトなので前作にあたる『赤の忠誠』を知らなくても楽しめる作りには配慮していた。まだ下地を作ってる最中であるが、これはこれで、これも珍しく「自分が楽しめそうな予感」がしている。最近読書ペースが進んでいるので、良い刺激を受けアウトプットに成功しているのかもしれない。なら今のうちである。

 であるが、それならばと欲が出た。書いてる最中は思いもしなかった「改稿案」がポコポコとでてきたのである。

「これなら読者の目が引ける」「こんな設定ならあんな効果が出るかも」「これを改めればもっと盛り上がる」と、ただ書き足しするだけでは収まりきらなくなったので、これはもう全編改稿リメイク祭りだなと至ったのだ。

 てなわけで、現行続編にあたる新作を書きつつ、過去の作品はリメイクして別投降を決めていたサイトにお引っ越しが決定。完全に移し終えたらそのサイトのは削除……と思ったのだけど、たくさんの感想コメントもいただいたので、消すには忍びないので残しておくことにした。

 もちろん公募に向けても筆を進めにゃならないんですけど、息抜きというか筆遊びというか。そんな戯れでも、全力で書くことには変わりない。見てほしいという欲があるのなら、見てもらうだけのもんのを用意するのが当たり前であり礼儀であり、原理。全力で遊びます。

 なので近いうち、また動きます。今は下準備。ゲルゲルゲル。

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