装備:創作(ブログ更新です)

 こんにちは、柴見です。しばらくこちらを留守にしていました。主にカクヨムにて活動していましたので、ブログがてらそちらに記事を載せていました。作者のページからでも見る事ができるので、どうぞご覧ください。


 さて、久方ぶりにこちらのブログで何を書こうかと思えば、ちょっとよろしいでしょうか、弱音を吐いておきたいなと思いまして。

 ここのところ、病気の影響で色々と芳しくありません。生活や仕事にも悪影響が出るばかりで、結構追い込まれています。

 中でもひどいのが、被害妄想です。

 もしかしたら怒らせてしまった? もしかしたら気分を損なわせてしまった?

 といつも通りご機嫌伺いのくせがでるのですが。

 その後がいけない。

 なら、相手が攻撃してくるなら、自分を守るためにこちらも攻撃するしかない。

 そんな妄執めいたものがずっと頭から離れないんです。

 このところ、ずっとそんなことばかり考えています。

 ずっと人に危害を加えることを考えています。

 殺される。なら、殺される前に殺すしかない。もう下がれない。下がればすぐ後ろは崖。

 ふつふつと、怒りがわいてくるのです。

 何でいつもこっちばかり我慢しなきゃいけないんだ、って気持ちになってきていて。今までは自分を責めて落ち込んでばかりでしたが、いつ思考のスイッチが切り替わったのか、自分でもよく分かりません。

 ただ先手を打て。殺される前に殺せ。

 そのことしか考えられなくなってしまっていました。

 もちろんこれは極端な考えで、常にそういうわけではありません。ただ一度安定していた精神状態が崩れると一気にこの極端思考へとシフトします。

 周りは敵しかいない。殺す対象しかいない。

 そんなことばかり考えて、どれぐらいか。

 もう頭がおかしくなってしまったのでしょう。自分はとっくに、おかしくなってしまったのでしょう。まともじゃない、改めてそう思います。

 常に暴力に依存するようになってしまった心の形は、すっかり固定されてしまったようで。嫌なことがあると考えてしまうのですよ。危害を加えろと。被害者になるのはもううんざりだ、ならこちらから仕掛けてやれと。


 よくニュースで殺人事件とか起きて、近所の人に報道がインタビューすると「そんな人には思えませんでした」とかいった類いの言葉が出るのは、案外柴見みたいな人間のタイプなのかもしれませんね。

 とはいえ、自分は進んで前科者になりたくはないですし、暴力もいやです。

 心の中だけとはいえ、もう誰も殺したくないんですよ。誰も傷つけたくないんですよ。

 どうすればいいんでしょうね。こんなことを書いても、ただ周りに迷惑をかけるだけだというのに。

 だけど、今日だけは弱音を吐かせてください。

 助けてくださいとはいいません。だってどうすれば助かるかなんて、思いつきもしませんから。自殺? それは一番愚かな行為です。それだけは出来ません。一人親友をそれで亡くしているので。彼に誓って。


 体もボロボロです。薬の副作用が重なって、まともに睡眠も取れず、言葉もろれつが回らずうまくしゃべれず、何でもないことが出来なくなっていきます。

 だけど、継続は力なりとは言えたものですね。

 病気になる前から積み重ねていた「書く」という行動だけは消せない、消えない自分の唯一の武器だと今文章を打ちながら思います。もし本当に何も出来なくなったら、キーボードで文字入力することすら不可能になるでしょう。

 でも、それが出来る。それだけは出来る。

 ならば上等。最悪、柴見は体も胴体も足もなくなり、脳みそがホルマリン漬けになり、端末でしか文章を打てなくなったとしても、それだけで満足です。それこそが唯一の武器なのです。

 人も殺さないですむ、心も殺さないですむ、誰も傷つけないユートピアを創造出来るものを持ってこれた。これには今まで応援し、支えてくれた人たちのおかげなのです。ここで、改めて感謝を。

 柴見は今弱ってますけど、完全に諦めているわけではありません。でもどうしたらいいか。筆にヒントがあるような気がします。いや、あればいいかとすがっている、のでしょうか。自分は、物語の力で救われたいと思う人間かもしれません。書いている本人が言うとなんだか滑稽ですが。


 ……と、書き散らしたところでかなりスッキリしました。思考も整いましたし、うん。物語の力。それが自分の心を払拭する武器かもしれません。自分の弱い心を。

 唯一無二にして絶対の武器。創作するということ。

 正直言って、プロを目指そうと思っていますが、そこがゴールではないのです。

 上手く言えないうえに生意気なことですが、ただ進む道の中にプロというポイントがある感じです。プロになってどうこう、じゃなく、プロにならなくてもいいかもしれません。でも今は「ついでに」プロになる。物語の力を証明するためにです。

 例え危害を加えるだけの形になっても、どこかでつまずくでしょう。創作という石ころに足をすくわれ、顔を上げる時がくると思います。


 長くなりましたが、弱音はこれにて一端終了。あまり表に出したくないんですがね。本音をいつしか怖がってばかりいて。

 でも同時に答えも出た気がします。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。なんか勝手に自己完結しちゃってすみません。

 まあ、そんな日もあるさ、ってことで。

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