近況報告(ブログ更新です)
こんにちは、柴見です。ここ二日は『ペルソナ5』漬けでした。久しぶりにゲームに夢中になれたので、幸せですけど疲れがどっぷりと出ています(笑)。
さてさて文章の方はというと、公募の方をちまちま調整しながら進めています。来月の名古屋コミティアは残念ながら新刊などなしで既刊のみの参加になりそうです。次の天月録を出すとしたら、『ダストワーク』の改良版になると思います。人気のあった盟人くんの登場ですね。彼もレギュラー枠として出てもらいたいなと思っていますので。
公募は以前も書いたように「忠誠」。仕える、という話を書きたいなと思っているのでテーマは「忠誠心」。ただし騎士道のように姫様とか王様に仕える、というわけだけではなく自分との向き合い方でのお話も書けたらと今取り組み中です。今回は珍しく王道というか、ベタな青春さわやかストーリー目指して書いています。きっかけは、「ベタな話を書けずして応用編を書けるわけがない」と思ったからです。
ありきたりを書くのってそんなに簡単かな、って思い始めていました。多分すっごく今は難しいんじゃないのかと。書いてたら、「ああこれどっかで見た展開だ、変えなきゃ」ってなりますから、変にアレンジしたり工夫も凝らしたしたりして、結果自分は設定だけが膨れあがったりして空中分解してしまう、というのがいつものパターンでした。
なので「自分の許せる」ありきたりを書こうと思いました。まるまんまテンプレやるわけじゃありません。多分できないでしょうけど、出来ないじゃやはり応用も出来ない。なので自分なりのテンプレをまず書いてみよう、と思ったのです。
まあ早い話が「背伸びしない」ってだけですね。身の丈に合った話を作るっていうだけです。今までは「これだけやれるんやで! どや!」って得意げに見せつける、というだけでしたけど。これからは「ここまで出来たんだから、次はもう少し向こうまで」と踏み込んだ一歩を大事にして行こうと思います。結果なんてどや顔しなくても見せつけなくてもいつの間にかついてくるものですから。多分。
そうなったら、自然と誰かが見つけてくれるんじゃないかなって思います。むちゃくちゃ確率低い、希望的観測ですけどね。でも狭き門ですし、そんなものじゃないですか? 物書きのプロ目指すって。むろん、それだけではすまさないですけどね。自分から前にも出ますし。打つべき手段は打てるだけ打ちますし。
現代では色んな手段が満ちあふれてて、それだけ険しい道のりが多く用意されてる時代です。出版業界自体が危うい……いえ、物語自体が危ういのです。
いい加減、結果出したいですね。
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